GTDは一部実践からでも効果がある〜その1:とにかく書き出せ!ラクになるぞ〜
「GTD」は書籍や既にあるサイトを検索してもらうとわかるのですが、基本構成は5つのステップから成り立っています。自分の理解も織り交ぜて、そのステップを示すと・・・
1:気になることを書き出す
2:書き出したものを仕分ける
3:仕分けたものをリストに整理する
4:リストを更新する
5:状況に合わせてなにをするか選ぶ
(参考:はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 デビッド・アレン)
といった5つになります。超シンプルです。
そして私がまず「GTD」をいいな、と思ったのが、まずは一部を取り入れてスタートできる、それでも効果を感じられた、という部分でした。いきなり全部取り入れて、仕事のやり方もかえる。それだと、すごくつらいでしょうし、手が伸びなかったでしょう。
私がまず導入したのがタイトルにもした「1:気になることを書き出す」でした。
ビジネスでは当たり前に、仕事のメモはこまめにやっていたつもりでしたが、これはレベルが違いました。
「本当に、なんでも書く。」
仕事の依頼や、ちゃんとやらないといけない重要事項だけではなく、もやもやと不安に思っていることも書き出すのです。
「実家との関係」
「イベント用に新しいカメラレンズが欲しい」
「車検」
「換気扇の油汚れ」
「子供の予防接種」
こんなことも書き出しました。
不思議なもので、1人でやっていると、「こんなふわっとしたこと書いてもいいの?」という自問自答も出てきたりしますが、
いいんです。書きましょう。
とにかくなんでも書いちゃいましょう。
愚痴も書いちゃいましょう!
どうでしょうか。スッキリしませんか?
頭の中でグルグル・モヤモヤさせているくらいなら、書き出してみましょう。
特に様々なことで困っている人、困難な状況に直面している人ほど、まずは率直なことを書き出すことです。
まずはGTDは「紙とペン」があれば、どこでも試せて、効果も感じられます。
もし、どんなに時間をとっても書き出すものが思い浮かばず、ただモヤモヤが残るというような場合には、セッションなどで人に話を聴いてもらうのも一つかもしれません。
その結果、自分の中で無意識に避けていたような部分に対する「ブレーキ」が緩まれば、思いもつかないものが書き出されて、発見されるかもしれません。